・学び合い、伝え合い、考え合い、コミュニケーション学習など、学びを他者との互恵的相互作用によって捉えようとする学習を協働学習と呼ぶことにしたいと思います。 |
・独学(ひとりで学ぶ)〜共学(誰かと学ぶ)〜協学(誰とでも学ぶ)という様に、個と集団を社会的な繋がりとして捉えて行きます。 ・伝統的な学習では、集団よりも個を先行して捉える傾向が顕著でした。個の知の習得が先で集団や協働は後という、妙な前後関係もここから生まれています。 ・しかし、個−小集団−中規模集団→という同心円的構造は、上記の図の様に相互に関係しているのです。 ・子どもが家庭では聞いたことが無い言葉を、学校で覚えてきたということはありませんか?。学校という集団で使われている言葉が、個に返ってきていることがわかると思います。個が集団に先行しているのではなく、集団と個が相互に影響しあって学びが形成されているのです。 |
・「学級がある」のではなく、「学級になる」のです。協働はそれ自体を学びつつ、学び合う活動を通して教科の知識や理解も高め、深めて行くことを狙っています。 |
・個の学力に閉じた学習から、目的を共有した活動を通して学ぶ協働で子どもの力を伸ばします。 キーワードは、「かかわり方が変わると、わかり方が変わる」です。 ・無用の細分化を避けるため、他者との関わりを生かす学習を通して学習をさせる実践を目指している先生方を、「協働学習実践者」とこのネットワークでは呼ぶことに致します。 |